TCAP’S VIEW&INSIGHTS #007 / ②<改訂版>ソーシャルビジネスモデル・フレームワーク / 14のブロックでソーシャルビジネスモデルを検討する革新的な方法論 | TCAP SOCIAL BUSINESS REVIEW online

TCAP’S VIEW&INSIGHTS #007 / ②<改訂版>ソーシャルビジネスモデル・フレームワーク / 14のブロックでソーシャルビジネスモデルを検討する革新的な方法論

TCAP, ビジネスモデル/戦略/組織
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どこで外部のパートナーが必要か
更に、SBMフレームワークを使って検討する上で、全てのブロックに関わる論点を一つ加えておく。
それは、「自社・自団体だけでは実現できない場合、どのようなパートナーが必要か」という論点だ。

デリバリーチャネル上でパートナーが必要な場合、主要な経営資源を確保する為にパートナーが必要な場合、主要な活動を実現する上でパートナーが必要な場合など、SBMフレームワークのあらゆるブロックにおいて自社・自団体にないケイパビリティを持ったパートナーが必要とされる可能性がある。

各ブロックを検討する際には「自社・自団体のケイパビリティで実現可能か、パートナーが必要か」を常に問いかけるようにすると良い。

どう使う?ソーシャルビジネスモデル・フレームワーク
ここまで、SBMフレームワークの14のブロックを説明してきた。
基本的には、この14のブロックを埋めていくことでソーシャルビジネスに必要な要素をおおよそ網羅することができる。

よりSBMフレームワークへの理解を深めるためには、まずは既存のソーシャルビジネスをフレームワークに当てはめてみるといいだろう。
 
例えば、先ほどから例に上がっているボルヴィックの1L for 10LをSBMフレームワークに当てはめると以下の図のようになる。
 
SBMフレームワーク_⑥

このSBMフレームワークは、あらたなソーシャルビジネスを立ち上げる、もしくは既存の事業の一部を変えることでイノベーションを起こす際に使われることを想定している。各ブロックの説明の中で述べた通り、白紙の状態からソーシャルビジネスモデルを設計する際には、まず「1.対象とする社会問題」を埋め、次に「2.対象者」を特定し、続いて「3.提供する社会価値」を定義するという、順で進めていくのが標準的だ。どのような社会問題に困っている、どのような人へ、どのような社会価値を提供するか、がソーシャルビジネスモデルの軸となるのだ。

次に「4.デリバリーチャネル」「5.対象者との関係」を埋めて、これらを実現する為の「6.主要な活動」「7.主要な経営資源」を特定していく、という流れが良いだろう。

「1.対象とする社会問題」~「7.主要な経営資源」を検討し終えれば、「社会価値モデル」の検討が完了する。続いて、「経済価値モデル」の各ブロックを検討していくと良い。

最後に一つ付け加えておくが、このフレームワークは「可変フレームワーク」だ。ソーシャルビジネスモデルにはいくつかのパターンがあるが、パターンによってフレームワークを柔軟に変化させて使うことをお勧めしたい。詳しくは「TCAP’S VIEW & INSIGHTS #005 ソーシャルビジネスの6つのパターンとは / パターン化によって新たなアイデアを」を参照。

この一連の検討プロセスは、複数人数参加によるワークショップ型で行うことが望ましい。
もちろん一人で検討しても良いのだが、複数人でアイデアを出し合う事でソーシャルビジネスモデルのパターンが広がり、イノベ―ティブなアイデアも出てきやすい。

是非、このSBMフレームワークを使ってソーシャルビジネスモデルを自由に設計してもらいたい。

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この場でTCAPが定義するSBMフレームワークの使い方を全て説明するのは難しい為、使い方の説明は概要までに留めさせていただきました。
また別稿で触れていきたいと思います。なお、以下の問い合わせ先にお問い合わせを頂ければ、無料で個別にご説明する機会を設けることも可能です。

TOKYO CREATIVE ACTION AND PROJECT
ソーシャルビジネスモデル・デザインサービス事務局
info@tcap.jp
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