TCAPインタビュー#002 「利益創出と社会貢献を同時に実現する文化をつくる - 社会貢献型グルメアプリの挑戦」 城宝薫氏 ‐ 株式会社テーブルクロス 代表取締役社長 | TCAP SOCIAL BUSINESS REVIEW online

TCAPインタビュー#002 「利益創出と社会貢献を同時に実現する文化をつくる - 社会貢献型グルメアプリの挑戦」 城宝薫氏 ‐ 株式会社テーブルクロス 代表取締役社長

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TCAP SOCIAL BUSINESS REVIEW インタビュー
株式会社テーブルクロス
代表取締役社長 城宝薫氏

プロフィール
1993年生まれ。2015年度立教大学経済学部卒業。学生団体Volante創設。株式会社テーブルクロス代表取締役。利益の創造と社会への貢献を同時に実現する”CSV(Creating Shared Value-共通価値の創造-)文化”を創るために、社会貢献型グルメアプリを立ち上げる。テーブルクロスは、外食をするときに予約をすると、予約した人数分の給食が途上国のこどもたちに届くというもの。日本中に予約運動を広げ、こどもたちに学校給食を届けるちょこっとボランティアを推進する。

テーブルクロス ホームページ
http://tablecross.com

グルメサイトから飲食店を予約すると、1名につき1食分の学校給食が途上国に寄付される―
今回は、利益と社会貢献を同時に実現する仕組みづくりに取り組むテーブルクロスの代表、城宝氏にインタビュー。起業に至る想いや、企業と社会貢献の関係、CSV(Creating Shared Value*1)に至るまで、幅広くお話を伺いました。
(聞き手 TCAP代表 五十嵐裕一)

*1 マイケル・E・ポーター(ハーバード大学教授)が2011年に提唱したCSRに代わるあらたな概念。CSV=Creating Shared Value:「共通価値の創造」と呼ばれる、企業等において経済的価値の創出と、社会的価値の創出(=社会的課題の解決)を同時に実現するコンセプト。

■「飲食店と途上国どちらもハッピーな仕組みを」
―城宝さんとは、あるイベントのパネルディスカッションでお会いして以来ですね。その時のディスカッションテーマは、社会課題の解決やソーシャルビジネス、CSVといったものでした。今日はそれらのテーマはもちろん、起業の背景などについても詳しくお聞かせ頂ければと思います。
はい、よろしくおねがいします。

―まずは、改めてテーブルクロスの事業について教えて頂けますか。
今やっているのは、飲食店を予約できるグルメサイトなのですが、(通常のグルメサイトと)少し違うところがあって… 飲食店の予約をすると、途上国の子供たちに給食が届く、というところが一番のポイントです。10人で予約をすると、10食の給食が届く、50人が予約すると50食の給食が届く、というコンセプトです。

収益は広告モデルです。今まで飲食店側が一番困っていたのは、お店の広告を掲載するときに最初にお金を払わなくてはいけないところなのですが、そこから掲載料、月額利用料、初期費用が全く掛かからない仕組みに変えて、予約一人につき180円の広告料を頂くという「完全成果報酬型」の、費用対効果が明確になったビジネスを作っているところです。そして、一人の予約につき、広告料180円の中から30円をテーブルクロスが拠出して学校給食に充てることで国際協力が継続できる、(飲食店側と途上国の)どちらにとってもハッピーな仕組みを作っているところです。

―給食の提供はNPOと組んで、取り組まれているんですよね。
そうなんです。現地で支援活動をしているNPOと提携しています。こどものために学校給食を配っている、「子供たちが学校に通うきっかけ作り」のようなプロジェクトが多いです。

―現地に行かれることもありますか?
会社を立ち上げる前から、色々と飛び回っていたのですが、会社を立ち上げてからも、ミャンマーやカンボジアに行きました。以前はメキシコ、インドネシア、ベトナムにも行ったりしましたね。

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