TCAPインタビュー#002 「利益創出と社会貢献を同時に実現する文化をつくる - 社会貢献型グルメアプリの挑戦」 城宝薫氏 ‐ 株式会社テーブルクロス 代表取締役社長 | TCAP SOCIAL BUSINESS REVIEW online

TCAPインタビュー#002 「利益創出と社会貢献を同時に実現する文化をつくる - 社会貢献型グルメアプリの挑戦」 城宝薫氏 ‐ 株式会社テーブルクロス 代表取締役社長

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■利益と社会貢献、どちらも一体となったものを作り上げるのがミッション
―さて、以前パネルディスカッションでご一緒したときに、「CSV」というキーワードでお話をされていましたね。城宝さんとしては、どのようにCSVを解釈し、実践されていますか。
私は「利益の創造と社会への貢献が同時に実現すること」がCSVだと理解しています。私が高校一年生の時に気付いたのがまさにそれ(CSV)で。その(利益の創造と社会貢献が同時に実現される文化の)話をしていた時に、(周囲から)それってCSVの考えと同じことを言ってるね、と言われて… CSV自体は、会社を立ち上げた後に知ったんです。

CSRのように、事業の利益の一部を(社会貢献活動に)充てるのではなく、「事業と社会貢献が一体になっているという仕組み」というのが私のCSVの解釈です。

―テーブルクロスでは、まさにそれを体現している、という感じですね。
そうなんです。
大企業がCSRからCSVに変わろうとするのは、資金もあるのでやりやすいのでは、とも思うのですが、ブランドもなく、信用もないベンチャー企業が、CSVのモデルで投資家を集めることが大変だからこそ、(ベンチャーとして)その文化作りをしていきたい、という気持ちも強いです。
「ベンチャー企業で社会貢献色が強いけど、上手くいく会社があるんだ」と証明する意味でも、どうしても実現したいなと思っていて。

―仰るように、社会貢献色が強いと、ビジネスモデルがよくても投資家、お金がついてこなかったりするのかもしれないですね。現場にいていかがでしょうか?投資家からの見られ方は。
最初は特にすごくて…「結局これって利益をとるの?社会貢献をとるの?」という質問がどうしても(投資家から)出てくるんですよ。やはり社会貢献は利益をつくらない、というイメージがどうしてもあるみたいで…
(投資家からすると)結局、投資をするということはIPO等を求めていかないといけない、“利益が中心のビジネス”。私が言っているのは、“社会貢献とセットになったビジネス”。「どちらがやりたいことなの?」と言われても、「どちらも一体となったものを作り上げていくことがミッションなんです」という説明をしなければいけなかったので…

―初めはなかなか理解されにくいのかもしれません。
そうですね。今は株主も、(テーブルクロスの考え方を)理解して頂ける方と一緒にやらせてもらっていますし、「私たちは配当も出します」と言っています。株式会社としての普通のあり方として、ステークホルダーへの還元はします、というやり方です。

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