松戸から発信する新しい街づくりのカタチ – クリエイティブな自治区”MAD City” | TCAP SOCIAL BUSINESS REVIEW online

松戸から発信する新しい街づくりのカタチ – クリエイティブな自治区”MAD City”

地域社会・経済, 社会問題
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Street

 
MAD Cityの社会貢献モデルは明快だ。
アーティストやクリエイターをターゲットとし、これらの人々にとって魅力的な街をプロデュース。人が集まれば集まるほどネットワーク全体の効果が高まり、さらに人が集まる仕組みだ。また、これによって街全体のブランド価値が高まり、地元にも貢献することが出来る。

この活動の素晴らしいところは、松戸という街の個性を活かしつつ新たにブランドを定義し直し、これまでとは別の個性を生み出そうという取り組みである点だ。普通に考えれば、”今あるもの”をいかにアピールしていくかを、まず考えがちではないだろうか。松戸で言えば、宿場町としての歴史や戸定邸、矢切の渡し、七福神めぐり等が”今あるもの”にあたるだろう。戸定邸や矢切の渡し、七福神めぐり等の個々の魅力はもちろん否定しないが、街が新たな人を呼び寄せ、ネットワークが増殖するように成長していくためには、これら”今あるもの”をどのように活かして、価値を付加していくか、という視点が重要と言えるのではないか。
 
MAD Cityは”今あるもの”を前提として、新たにアーティスト、クリエイターの集まる創造的な街として再定義したところが特徴と言える。松戸の持つ個性とアーティスト・クリエイターを結びつけた着眼点、個別の事業のみならず、街全体を一つのエコシステム(生態系)として、成長させていく戦略は見ていてワクワクする。
 
今後も注目のソーシャルプロジェクトと言える。

MAD City
http://madcity.jp/

(文/五十嵐裕一)



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